最近、つみたてNISA等の影響で投資信託をする方が増えております。
しかし、いざ投資信託をしようとしても、どのように始めたら良いのかが分からない方は多いのかと思います。
また、投資信託を始めてみたけど、その後何をしたら良いか分からないこともあるかと思います。
そんな悩みを解消すべく投資信託歴2年程の筆者が解説していきたいと思います。
- 投資信託をこれから始めようと思っている方
- 投資信託の始め方が分からない方
- 投資信託を始めた後、何をしたら良いのか分からない方
まずは知識を付ける
投資信託は資産を増やす再現性が高く、誰でもできる投資です。
つみたてNISA等の制度があるように、政府からも投資をするように促されているのが世の中の現状になります。
しかし、なんとなく投資信託の商品(ファンド)を選んでいたり、感情に任せるまま売買を繰り返していたりすると、資産を増やすことは難しくなるでしょう。
なので、最低限の知識を付けることが重要です。
また、気分を悪くされたら申し訳ないのですが、世の中にはあなたをカモにしようとしている悪質な業者がたくさん存在します。
また、手数料が鬼のように高い「ぼったくりファンド」というものも存在します。
このような詐欺紛いな投資商品を掴まされない為にも、知識を付けるのは重要なのです。
知識を付ける為には以下の教材がオススメです。
- 書籍
- YouTube
- ブログ等
特に、YouTubeやブログ等の場合は無料で学べたりすることができます。
ただし、誤った情報が含まれる場合もありますので、その点は注意が必要です。
必ず複数のチャンネルやサイトから情報を集めた方が良いかと思います。
当サイトでも投資信託の解説記事を公開しておりますので、ぜひご参考いただければと思います。
また、書籍についても Kindle Unlimited の会員であれば、良質な書籍を無料で読むことができます。
今回は、Kindle Unlimited に対応しているオススメの投資信託の書籍をご紹介いたします。
こちらは私が投資信託を始める前に読んだ本になります。
ただ、投資信託を始めようとしてから読んだのではなく、お金の本を探していたら、この本に出会いまして、この本を読んだから投資信託を始めようと思いました。
なので、初めの1冊目としてオススメできる書籍だと思っております。
2冊目は投資信託を始めた後、しばらくしてから読んだ本になります。
つみたてNISAの知識を付けたかったのと、iDeCoやふるさと納税についても学んでおきたかったので読んでみました。
証券口座を開設する
一通り投資信託についての知識を付けることができたら、証券口座を開設します。
- 楽天証券
- SBI証券
それぞれ比較できるように、簡単にまとめてみましたので参考にしてみてください。
- 楽天証券:約620万口座
- SBI証券:約680万口座
- 3位は約350万口座
- 参考:YAHOO!ファイナンス
- 楽天証券:375件
- SBI証券:458件
- 2021/09/25現在
- どちらもあまり変わらないが強いて言えばSBI証券の方が優勢
- バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)に連動するファンドで比較してみると以下のようになる
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド:0.162%
- SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド:0.0938%
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの方が遅く出たファンド(4年くらい遅い)なので手数料が安くなっていると思っている(筆者の見解)
- クレジットカードで積み立てることでポイントを貯めることができる
- 楽天証券
- 楽天カードによる積み立てが可能
- 毎月上限5万円
- ポイント還元率1%
- SBI証券
- 三井住友カードによる積み立てが可能
- 毎月上限5万円
- ポイント還元率0.5%
SBI証券の方が若干優勢な気もしますが、楽天ポイントを普段使っている場合は楽天証券がオススメになるのかなと思っております。
迷ったら両方開設するのもありです。
単純に選べるファンドの選択肢が多くなりますからね。
積み立てを開始する
証券口座の開設が終わったら、毎月の積み立て設定をします。
ファンドの選び方について分からない方は以下の記事をご参考いただければと思います。
どうしても自分で決められない場合は、著名人にお勧めされているファンドに投資してしまっても良いです。
ただし、なんでお勧めされているかくらいは理解しておいた方が良いし、あくまで投資は自己責任になります。
何も考えずに盲目的に選んでしまうのは一番良くないです。
積み立ての設定をしたら、あとは毎月淡々と積み立てていきます。
値下がりしたとしても決して売ってはなりません。これが一番大事です。
なんならほったらかし(見ない)が良いくらいです。
ただ、後述するリバランスがあるので年に1回くらいは見た方が良いかもしれません。
とは言え、筆者は毎日見てしまっているんですけどねw
でも値下がりしたとしても、コロナ禍の大暴落を経験しているので動じないです。
リバランスについて
リバランスとは投資損益によって変化してしまった資産配分を元に戻すことです。
例えば積み立て開始当初に株式:債券=50:50だったのが株式:債券=55:45になってしまった場合は、以下のいずれかの形で資産配分を株式:債券=50:50に戻します。
- 株式を売って現金に戻し、その現金で債券を買う
- 株式の積立額を減らし、債券の積立額を増やし、50:50になるまで積み立てる
- 50:50になるように手持ちの現金で債券を追加購入する
つみたてNISAの口座を利用している場合は二番目がオススメです。
また、リバランスを行うタイミングは、大体以下いずれかのタイミングで行うのが良いとされているそうです。
- 1年に1回くらい
- 10%くらい配分が変わったら
「10%くらい配分が変わったら」については元々の資産配分によって変えるのが良いかと思います。
極端な話、株式:債券=80:20の配分で積み立てを開始した場合、10%配分が変わると、株式:債券=90:10となる可能性もあり、債券が当初の半分になってしまうので、これは良くないでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
投資信託の始め方について、以下の解説を行いました。
- まずは知識を付ける
- 証券口座を開設する
- 積み立てを開始する
- リバランスについて
とにかく、世間に流されてなんとなく投資信託を始めるのではなく、まずは知識を付けることが大切です。
そして、インデックスファンドであれば、そこまで深い知識は必要がないので、書籍を1冊読めば充分だと思います。
当サイトを含むブログサイトやYouTubeでもインデックスファンドについて解説してるところはたくさんあります。
その少しの頑張りで資産を増やすことのできる再現性の高い投資を行えるかどうかが変わってきますので、ぜひ学んでみてください。
もちろん、必ず資産が増えると断言できることはなく、時には大きく資産が減ってしまうこともあります。
しかし、長期投資をする上では、ほぼ必ず経験することだと思いますので、それを理解した上で投資信託を活用していただければと思います。
以上、この記事がご参考になりましたら幸いです。
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