FXは株式と違って少額から始められることが魅力の投資商品です。
しかし、いざFXを始めてみようと思っても、何をすれば良いか分からない方は多いのかと思います。
そして、FXは冒頭でも述べた通り、敷居が低いのですが、軽い気持ちでトレードすると十中八九痛い思いをすると思いますので、ぜひ準備を怠らないようにしていただければと思います。
- FXをこれから始めようとしている方
- FXの始め方が分からない方
- FXの勉強方法が分からない方
証券口座を開設する
実際に本番トレードはしないにしても、証券口座は作っておいて損はないです。
ただし、証券口座によってスプレッドという手数料のようなものが変わってきますので、どこの証券口座にするかはよく考えた方が良いです。
特に、国内の証券口座にするか、海外の証券口座にするかでスプレッドが大分変わってきます。
スプレッドだけで言うと国内口座の方が安いので有利かと思います。
詳細は以下の記事を参考にして頂ければと思います。(スプレッド以外の選ぶ基準について記載されております)
ちなみに筆者は海外口座のXMという証券口座を使用しております。
特徴としては高いレバレッジ(888倍)であることと、シェアが高いので信頼できるというところです。
そして、晴れて開設できたら少額を入金してみて実際にトレードしてみると良いです。
ただし、あくまで少額です。
ここで結構な金額でトレードしてしまうと、買っても負けても地獄に落とされる可能性が高いでしょう。
原理原則を学ぶ
そして次に原理原則を学びます。
ただ闇雲にトレードしているだけでも、勝ててしまうことがあるのがFXの恐ろしいところなのですが、それだと再現性があるトレードとは言い難く、ギャンブルになってしまうんですね。
なので、まずは相場の原理原則を学びます。
知ってるだけではダメですが、知らないのはもっとダメです。
なので、まずは知識を吸収しましょう。
検証ツールを導入する
なぜ検証ツールが必要かと言いますと、チャートの動きを学ぶ時間を圧倒的に圧縮できるからです。
検証といえばデモトレードを思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、デモトレードは仮想的なお金を使用する以外は本番トレードと同じになります。
したがって、いくらデモトレードをして大敗しようが、お金を失うことはないので痛くも痒くもないのですが、チャートが進む速度も本番と同じため、回数をこなせないんですね。
一方、検証ツールについては、自分でチャートの進む速度をある程度変えることができるので、1日で1ヶ月分のチャートを体験することもできてしまうのです。
検証ツールについては、以下の記事で触れておりますので、参考にしてみてください。
検証を行う
検証ツールの導入が完了したら、いざ検証です。
原理原則を学びつつ、気になることがあれば検証をソフトを使って、その原理原則が本当にそうなるのかを確かめて行きます。
そして、確かめた原理原則を用いてトレードの戦略を構築して行きます。
例えば以下のような感じですね。
- 長期足の節目のみ狙う
- エリオットの第3波のみ狙う
- 等
そして構築した戦略を検証です。
この時、決めた戦略のみを使用してトレードします。
それ以外のところは手を出さないのです。
手を出してしまうと、トレードに一貫性がなくなってしまい、改善点が分かりづらくなってしまうからなんですね。
で、ある程度トレード回数を重ねたら、勝率やリスクリワードを確認します。
そして、負けるときの共通点を探し出します。
- 相場環境(長期足の環境)
- 曜日
- 時間帯
- 等
それらをフィルターとして再度検証を行います。
検証の流れをまとめると以下の通りです。
- 学んだ原理原則を確認
- 戦略を構築する
- 戦略を検証する
- 負けるときの共通点を探し出す
- それをフィルターとして再度検証する(3に戻る)
本番トレードを行う
そして検証により、ある程度の勝率・リスクリワードの戦略を確立できたら、本番トレードに臨みます。
勝率50%、リスクリワード1:1の場合に損益がプラマイゼロになるので、少なくともこれより高い数値は欲しいですね。
これより低い場合は、やればやるほど資産が減っていくのは目に見えているので、検証を続けてください。
検証で勝てないのに本番で勝てる訳がありませんからね。
で、本番トレードをしたら、必ずトレードノートをつけましょう。
そして、悪い癖等を見つけて改善して行きます。
必要と感じたら再び検証へ戻ります。
この繰り返しです。
本番トレードができるようになったらFXの学習が終わるわけではないのです。
FXでお金を稼ぐということは、FXを学び続けることで実現することができるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
FXの始め方について、以下の解説を行いました。
- 証券口座を開設する
- 原理原則を学ぶ
- 検証ツールを導入する
- 検証を行う
- 本番トレードを行う
特に、原理原則を学ぶことと、検証を行うことを欠かしてはなりません。
FXは実力がものをいう世界です。
実力があれば福利の力で青天井に稼ぐことが可能になりますが、なければ相場に揉まれて散っていくだけです。
なので、是非ともFXは上下を当てるだけの簡単なゲームとは思わず、真剣に取り組んでみてください。
そうすれば生活が劇的に良くなり、理想の人生を送れる可能性が高くなります。
以上、この記事が参考になれば嬉しいです。
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