Nuxt.js と GitHub Pages を使った無料ブログを作った

プログラミング
この記事は約7分で読めます。

ブログって本格的に運用しようとすると結構お金かかりますよね?お金に余裕がないので自分でブログを作ってみました!その方法をご紹介いたします。

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なぜ作ったか

以前はてなブログ PRO を利用しておりましたが、料金が高いので辞めました。

しかし、せっかく書いた記事を捨てるのはもったいなかったので、自分でブログを作成しました。

これなら費用はドメイン代のみになります。(独自ドメインにこだわらなければ無料)

ソースコード

こちらに置いてあるのでご自由にどうぞ。

ご意見等お待ちしております。

使い方

前提

git, npm が使える状態であること。

GitHub からクローン

$ git clone https://github.com/kz62123/personal-blog.git

依存パッケージをインストール

$ cd personal-blog
$ npm install

起動して確認

$ npm run dev
http://localhost:3000/

こちらにアクセスして以下のように表示されていれば OK です。

ソースコード修正

修正箇所がいくつかあります。

【~~~~】の部分が修正箇所です。

正規表現での検索で【.*】と入力すればすべて拾えます。

それでは修正箇所を1つずつ解説していきます。

env ファイルの修正(開発用)

/env/development.js を修正します。

module.exports = {
  // seo
  title:'【サイト名】',
  description:'【サイト詳細】',
  baseUrl:'http://localhost:3000',

  // settings
  pageRange:5
}
  • title

ブラウザのタブや Google 検索した際に表示される内容です。

  • description

Google 検索した際にタイトルの下に表示される内容です。

ただし、ブログ記事のページの場合はその記事の内容が表示されます。

env ファイルの修正(本番用)

続いて、/env/production.js を修正します。

module.exports = {
  // seo
  title:'【サイト名】',
  description:'【サイト詳細】',
  baseUrl:'【https://www.yoursite.com】',

  // settings
  pageRange:5
}
  • title

env ファイルの修正(開発用)で設定した内容と同じものを設定します。

  • description

上で設定した内容と同じものを設定します。

  • baseUrl

この設定は独自ドメインを使うか否かで変わります。

  • 独自ドメインを使わない場合

https://<username>.github.io/<repository-name>

  • 独自ドメインを使う場合

https:<独自ドメイン>

Nuxt 設定ファイルの修正

/nuxt.config.js(19~21行目) を修正します。

router: {
  base: process.env.NODE_ENV === 'production' ? '/【repository-name】/' : '/'
},

この設定は独自ドメインを使うか否かで変わります。

  • 独自ドメインを使わない場合

【repository-name】をプッシュするリポジトリ名にします。

  • 独自ドメインを使う場合

上記3行をコメントアウトしてください。

/nuxt.config.js(86~89行目) を修正します。

'@nuxtjs/google-analytics',
  {
    id: '【UA-xxxxxxxxx-x】'
  }

ご自身の Google Analytics のトラッキング ID を設定します。

フッターの修正

/src/components/layouts/Footer.vue を修正します。

{
  label: 'お問い合わせ',
  href: '【https://Googleフォーム】'
}

36~39 行目です。

ご自身で作成された Google フォームの URL を設定します。

href 属性でリンクできるならば Google フォーム以外でも大丈夫です。

以上で修正は終わりです。

これでソース側の準備は整ったのですが、その前に GitHub の準備をします。

GitHub 準備

Git のフォルダを削除する

クローンしてきた状態だと筆者のリポジトリを指していますので、/.git フォルダの削除を行います。

リポジトリ作成

公開リポジトリを作成してください。

GitHub: Let’s build from here
GitHub is where over 100 million developers shape the future of software, together. Contribute to the open source community, manage your Git repositories, revie...

Git 管理を開始する

$ git init
$ git add .
$ git commit -m "first commit"
$ git remote add origin https://github.com/<username>/<repository-name>.git
$ git push -u origin master

今まで修正してきたソースを GitHub の作成したリポジトリにプッシュしておきます。

静的ファイル生成

$ npm run generate

デプロイ

$ npm run deploy

Https を強制する

GitHub のリポジトリ > settings

Enforce HTTPS にチェックを入れます。

最終的に Your site is published at ~~~ のようになれば OK です。

少し時間がかかる場合もあるようです。

この状態でブログページにアクセスして表示されていれば OK です。

記事の書き方

続いて記事の書き方を解説していきます。

記事のフォルダ、ファイル名

  • 記事管理フォルダ

/src/contents/markdown

  • ファイル名

<YYYY-MM-DD>_<記事URL>.md

記事の中身

/src/contents/markdown/2020-01-01_sample.md という記事の場合

---
title: サンプル記事
description: サンプル記事詳細
image: /images/articles/thumbnails/icon.png
category: カテゴリ
tags:
- タグ1
- タグ2
created_at: '2020-01-01'
updated_at: '2020-01-02'
---

- テキストテキストテキスト
- テキストテキストテキスト

ヘッダエリア

で囲われたエリアがヘッダエリアになります。

  • title

記事のタイトルです。

ブラウザのタブや Google 検索した際にも表示される内容です。

  • description

Google 検索した際にタイトルの下に表示される内容です。

こちらを指定しない場合、本文の先頭数文字が適用されます。

  • image

記事一覧のサムネイル、記事の上部に表示される画像です。

  • category

記事一覧のサムネイルの左上に表示されます。

記事中にパンくずリストとしても表示されます。

カテゴリによる検索も可能になります。

  • tags

記事一覧、記事中に表示されます。

タグによる検索も可能になります。

※複数指定できます。

  • created_at

記事作成日です。

  • updated_at

記事更新日です。

本文エリア

ヘッダエリアの下が本文エリアになります。

Markdown 形式で入力できます。

記事修正後のデプロイについて

記事修正後にデプロイする場合は以下の手順を実行します。

GitHub へプッシュする

$ git add .
$ git commit -m <コミットメッセージ>
$ git push

静的ファイル生成

$ npm run generate

デプロイ

$ npm run deploy

おわり

以上です。

よかったら使ってみてください。

ご意見・ご要望等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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