フリーランスエンジニアがFIREするまでの具体的な戦略

フリーランス
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最近 FIRE というライフスタイルが話題で、たびたびメディアで取り上げられております。

筆者も FIRE というライフスタイルを目指しており、投資をしている目的も最終的には FIRE を達成したいというところから来ております。

この記事では、ごく平凡なフリーランスエンジニアがどのような戦略で FIRE を目指しているかということをシェアしたいと思います。

この記事の対象読者と分かること

  • フリーランスエンジニアで FIRE を目指してる人
  • フリーランスエンジニアじゃないけど FIRE を目指している人
  • 金額を例にした具体的な戦略が分かる
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まずは生活費を把握する

まず最初に必要なことは生活費を把握するということです。

なぜ生活費を把握しなければならないかというと、例えば生活費が月10万円の人と月100万円の人とでは、目標となる資産額が変わってくるためです。

当然月100万円かかる人の方が貯めなくてはならない資産額が大きくなります。

生活費を把握できたら、次は無駄な固定費があれば見直します。

  • 家賃
  • スマホ代
  • 保険代

これら3つは誰もが払っているでしょうし、比較的見直すことによる効果が高いのかなと思います。

特にスマホ代については、大手キャリアの料金が安くなったとは言え、格安SIMの方が安いのが現状です。

さらに、フリーランスエンジニアでリモートワークが中心の場合は、外出する時間もあまりないのかなと思います。

そのような場合は楽天モバイルの Rakuten UN-LIMIT VI がオススメです。

通信量が1GBまでは料金が0円なので、筆者も楽天モバイルを使用しております。

今のところリモートワークをしていて通信料が1GBを超えたことはありません。

必要な資産額を計算する

生活費を把握できたら、次は必要な資産額を計算します。

例えば生活費が毎月20万円かかっているとします。

その場合、年間240万円かかっていることになりますよね。

FIRE後も社会保険料や税金を払うことも必ず視野に入れておくこと

年利4%で運用できると仮定すると少なくとも6,000万円の金融資産が必要になります。

ちなみに年利4%というのは長期投資前提であれば超現実的な数字になります。

エンジニア案件での報酬について

フリーランスエンジニアであれば単価50~80万円くらいの方が多いのかと思います。

これだけ稼いでいると無対策の場合は税金で持って行かれる金額も多くなることでしょう。

なので、まずは税金対策をしましょう。

税金に持っていかれる金額を少しでも減らす

支払う税金を減らすには経費と所得控除を積み上げていくことになります。

リモートワークをしているフリーランスエンジニアの場合は、毎月以下の経費を計上できるかと思います。

  • 家賃
  • 水道光熱費
  • 通信料

上記についてははリモートワークで自宅を事務所にしている場合は按分で計上できます。(家賃の3割を経費計上するなど)

特に家賃は金額が大きく、例えば10万円の3割を経費計上する場合は3万円が所得控除されますので、所得税率にもよりますが1万円前後の節税効果があるのではないかと思います。

続いて所得控除ですが、以下3種類がオススメです。

  • 小規模企業共済
  • iDeCo
  • ふるさと納税

小規模企業共済と iDeCo については将来使うためのお金を積み立てながら節税できるのでかなりオススメです。

ふるさと納税についても上限金額さえ把握していれば実質2,000円で様々な地域の特産品を貰うことができてお得です。

さらに楽天を使用してふるさと納税をすれば楽天ポイントも入るので、実質無料どころか錬金術ができてしまうというぶっ壊れっぷりです。

      余った分をインデックスファンドに積み立てる

      エンジニア案件の報酬のうち余った分はインデックスファンドに毎月積み立てます。

      そして積立額と年利から目標額までおおよそ何年かかるかを計算します。

      ここでは以下の数字を例に計算してみます。

      • 積立額:15万円
      • 年利:4%
      • 目標額:6,000万円

      計算にはこちらのサイトを利用します。

      数値を当てはめていくと、21年3ヶ月かかることが分かりました。

      これより早く FIRE したい場合は積立額か生活費を見直すことが必要です。

      ここで年利を上げようとし、リスクの高いアクティブファンド等に乗り換えるのはオススメしません。

      積立額を上げれば当然目標金額までの期間を短縮することができます。

      あるいは、生活費を見直せば目標金額を少なくすることができます。

      極端な話、毎月10万円で生活できるのであれば3,000万円ほど用意すれば FIRE は可能であるということです。

      積み立てをしつつ副業も育てておく

      少々大変ですが積み立てをしつつ副業も育てておき、収益が発生するようになれば最高です。

      年利4%はあくまでこれまでの実績から割り出された数値なので、今後必ずしも年利4%出せるとは限りません。

      年によっては10%行くこともあれば-10%ということも十分にありえると言うことです。

      この不安を解消するには年利4%で算出した目標金額よりも多めの金額を用意するか、投資以外での収入源を作らなくてはならないと思います。

      FIRE 前から副業を育てておけば FIRE 後の投資利回りが悪くなっても安心だし、副業の利益が出ていればサイドFIRE という選択肢もできるようになります。

      せっかく FIRE して時間とお金の不自由さから解放されたのに、不安な毎日を送るのは健康面でよろしくありません。

      ちなみに筆者は当ブログやツール販売等をしております。

      まとめ

      いかがでしたでしょうか。

      FIRE するための戦略としては以下の通りでした。

      • まずは生活費を把握する
      • 必要な資産額を計算する
      • エンジニア案件での報酬について
        • 税金に持っていかれる金額を少しでも減らす
        • 余った分をインデックスファンドに積み立てる
      • 積み立てをしつつ副業も育てておく

        特に無駄な生活費を削減する部分が即効性もあり最も重要な部分だと思っております。

        単純に生活費<投資利益と言う関係が築ければ経済的に自由になれるからです。

        以上、この記事が参考になれば幸いです。

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