フリーランスエンジニアになる場合、エージェントの存在は欠かすことができません。
個人で顧客を持っている場合はエージェントを使用しなくても仕事を獲得することができますが、残念ながら大多数が顧客を持っていないかと思います。
その場合は、エージェントがフリーランスエンジニアにとって助けとなるのですが、メリット・デメリットが存在するので、ご紹介いたします。
- エージェントのメリット・デメリットが分かる
- エージェントを使用した方が良い人と使用しなくて良い人が分かる
メリット

メリットは以下が挙げられるかと思います。
- 営業をしなくて良い
- 契約書等の面倒な書類を用意してくれる
- 売上金の振り込みが滞ることがない
一つずつ解説していきます。
営業をしなくて良い
これが一番のメリットになります。
営業力のないフリーランスエンジニアにとっては、営業しなくて良いのは非常に助かります。
案件数も豊富だったりするので、自分の参画したい案件を選ぶことができます。
逆に営業力がある場合は、エージェントを使う必要がないと言えるでしょう。
その理由は後述しますが、デメリットも同時に存在するからです。
契約書等の面倒な書類を用意してくれる
契約書や請求書など、やりとりする書類は多岐にわたります。
しかも法的な知識が必要な部分もあったりするので、個人で作成する場合は弁護士に添削してもらったり、あるいは弁護士に作ってもらう必要があるかと思います。
これを全て作成してくれるのは大きいです。
ただし、書類関係については一度用意してしまえば使い回しが効くので、他のメリットと比べたら薄いかもしれないですね。
売上金の振り込みが滞ることがない
エージェントを使用している場合、毎月決まった日にちにエージェントから売上金が振り込まれるため、滞ることがないです。
個人で直接契約している場合は、売上金を回収できない問題等があるのはよく聞く話です。
そうなると裁判等に発展するケースも少なくなく、体力的にもしんどい思いをすることになるでしょう。
デメリット

デメリットは以下が挙げられるかと思います。
- マージンを取られる
- 取引先とエージェント双方に作業報告を提出する必要がある
一つずつ解説していきます。
マージンを取られる
これが一番のデメリットです。
しかもマージンが非公開のエージェントが多いです。
何も知らずに高いマージンを取られている可能性もあるでしょう。
例えば単価50万で契約しているけど、エージェントには100万円入ってきているとかですね。
この場合マージン率が脅威の50%ということになります。
これは極端すぎますが、非公開ということは50%とまでは行かなくとも、30%等の高いマージンを取られている可能性も考えられるでしょう。
しかし、エージェントも利益を追求している会社なので、マージンは避けようがないです。
少しでもマージンをぼられないように、マージン公開のエージェントを使用するか、単価交渉のスキルを身につけるようにしましょう。
取引先とエージェント双方に作業報告を提出する必要がある
これは些細な問題だが、フリーランスのエージェントには作業報告書の提出をもって納品完了となるケースがあります。
その場合は、取引先とエージェント双方から作業報告書の提出が求められたりするので、それが少々めんどくさい程度の話です。
大した問題ではないないでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
フリーランスエンジニアのエージェントを使用することのメリット・デメリットをご紹介いたしました。
メリットについては以下の通りです。
- 営業をしなくて良い
- 契約書等の面倒な書類を用意してくれる
- 売上金の振り込みが滞ることがない
デメリットについては以下の通りです。
- マージンを取られる
- 取引先とエージェント双方に作業報告を提出する必要がある
したがって、営業力があるかないかでエージェントの使用を決めるのがセオリーかと思います。
やはり収入は高いに越したことはないですからね。
マージンの価格はバカにならないですし、マージン率が非公開のエージェントもありますので、エージェントを使用する際は単価については妥協しないように気をつけましょう。
以上、この記事が参考になれば幸いです。



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